■メンテナンス工具 原付スクーター HONDA DIO AF18 AF27
安物のセット品で揃えてもかまいませんが、精度が低くクリアランスが大きいので、ボルトやネジをダメにしてしまうことが多いです。 頻繁にメンテナンスや改造をするようなマニアな方は、ケチらずブランド物を使いましょう。 ちなみに僕はマニアではないので安物派です。
●メガネレンチ

6・8・10・12・14・17・22ミリ。8・10ミリはよく使うのでブランド物がいいかも。
●ソケットレンチ

ラチェットハンドル・プラグレンチがセットになったものでとりあえずはOK。
●Tレンチ

8・10・12ミリがあると便利。ホイールを外すのに17と22mmの十字があるとメガネレンチより楽。ヘキサゴンはあんまり使わないし、交換する手間を考えれば、 ソケットタイプでなく単体で用意したほうがいいような気がする。
●スパナ

セット品でかまわないけど、安物とブランド品の違いがはっきりわかる工具なので懐具合と相談して購入。 またウェイトローラーを交換するときに、プーリーのランプレートを外すのに7ミリが必要。 それも安物ではなく、薄く無駄肉のない物。 詳しくはウェイトローラー交換を参照。
●ドライバー

+?それぞれ大・中・小を揃える。 あと潰れたネジを抜くのに、貫通ドライバーも用意しておいたほうがいい。
●ハンマー

金槌ではなくプラスチックまたはゴムハンマー。 年式の古いバイクほど固着しているところが多いので必要なことが多い。
●インパクトレンチ

ホイールのナットが外れない時にお世話になります。 どんなにナットがきつく締まっていてもだいたいはメガネレンチに鉄パイプを嵌めて体重を乗せれば緩むはずですが、 たまに人力ではどうにも緩まないことがあります。 そんなときは電動インパクトレンチの登場となるわけですが最低でも300n/mの物を選んだほうがいいと思います。 ※適正トルクで締まっていれば安価な物でもじゅうぶんです。 なお、ソケットはインパクト用のディープソケットをを使用してください。とりあえず17mmと22mmがあればOK。
●半田ごて

金属同士の接合に使います。溶接よりは強度が落ちますが母材や部材を溶かすことがないのでやり直しができます。 なおワット数は150W以上がよいと思います。
●スクレーパー

固着したガスケットなどを取り除くのに使います。
●パーツクリーナー

脱脂したりするのに使います。 よく使うので、まとめ買いしておくといいでしょう。
●グリス

高熱にさらされる個所には、少々お高いですがモリブデン系を使用します。
●オイル

シリンダー・ピストンを交換するときに、各パーツに塗りたくるので、 オイル注しに2サイクルエンジンオイルを入れておきましょう。
●ウエス

汚れ落としや埃の進入を防ぐために使ったりします。
●潤滑浸透剤

固着した部分に吹いて緩めたりするのに使います。
●プーリー ホルダー

一般的なスクーター整備でだけはホームセンターで手に入らない。 HONDA車用または歯車を噛むタイプのものがいいと思います。
●歯ブラシ

パーツを洗浄したりするときに使います。
●オイルストーン

ガスケットを剥がした痕を磨いたりするのに使います。